※Webexは基本的にOSに依存しないインタフェースとなっていますが,Windows・MacによらずOSのバージョンによって多少異なる場合もあります.
Meeting | Training | |
---|---|---|
双方的なビデオ通話 | 〇 | △(プレゼンタのみが可能) |
参加者の事前登録 | △(使い切りのミーティングのみ可能) | 〇 |
参加者の出席確認 | △(参加時刻から推定可能) | 〇 |
グループワークの事前割り当て | × | 〇 |
グループワーク中の双方的なビデオ通話 | 〇 | △(プレゼンタのみが可能) |
オンライン授業の録画 | 〇 | 〇 |
https://kyushu-u.webex.com/ にアクセスしにアクセスし右上の「サインイン」をクリック.メールアドレスとパスワードを入力してサインイン.
サインイン後,画面左下の「Webex Training」をクリックして Webex Trainingページに移動する.
※ ウィンドウが小さい場合は「WT」と省略して表示される
ホーム画面はモダンビューと呼ばれ,Webex Training のページから戻るときは画面右上の「モダンビュー」をクリックする.
画面左の項目から「トレーニングのスケジュール」を選択し,会議の各種設定を入力する.
「議題」 の項目に講義名などを入力してください.
「終了後にセッションを自動的に削除」は動作テストなどで会議に何度か出入りする場合,チェックを外しておくことをおすすめします.
「出席者への招待のコピーを自分宛てに送信する」をチェックすると,出席者への招待メールが自分宛てに届きます.学生が会議へ参加する方法が記載されているので,必ずチェックを入れるようにしてください.
「出席時に出席者をミュート」にチェックを入れることをおすすめします.
開始時刻と開催頻度を設定してください.
基本的には「マルチセッションコース」が適当かと思われます.
※ここで設定される日時や推定継続時間はあくまでスケジュールを参加者に知らせるものであり,その時間に会議を開かなければならないというわけではありません.
登録を行った出席者のみを会議に参加させることができます.
セキュリティやセッションを繰り返し利用することを踏まえ,必ず「出席者登録が必要」にチェックを入れるようにしてください.
「登録要求をすべて自動承認する」は講義の規模やオープン性などを考慮して設定してください.
指定したメールアドレスに招待メールを送ることができます.Moodle上などで参加情報を公開する場合,設定する必要はありません.
「オプションの編集」をクリックすると参加者の権限等を事前に設定できます.
「セッション後の移動先アドレス」を指定すると,会議終了後に指定のWebページを開かせることができます.
有効にすることで,会議の開催前に参加者を小グループへ分けることができます.
事前割り当ての方法は以下を参照
招待メールなどの文面を編集できます.
会議の説明を追加することができます.
ファイルをアップロードすることで参加者が事前に教材
(PDFファイルなど)を閲覧できるようにします.
今まで通り,Moodle上で配信する方法でも構いません.
教材配信手順は以下の通り.
テストライブラリに保存されている選択問題のテストを追加できますが,他のオンライン会議アプリを利用している講義と統一性を持たせるため,Moodleの小テスト機能の利用を推奨しています
すべての設定が終了したら「スケジュール」をクリックすることでスケジュールの設定が完了する.
「会議を準備」の手順3で「出席者への招待のコピーを自分宛てに送信する」をチェックしたことにより,「(出席者に転送)トレーニングセッションへの招待:○○(会議名)」という件名のメールが届く.学生が会議に登録するためにはメール に記載されているURLが必要となる.
「このトレーニングセッションに参加するには」という記述の下のURLを転送,Moodle上で公開,またはMoodleからコースに参加している学生へメッセージを送るなどの方法で共有する.
※セッション番号やパスワードなどは登録なしで会議を公開する場合に表示される.
以下のどちらかの方法を選択する.
セッション番号とパスワードは「スケジュールされたトレーニングセッション:○○ (会議名)」というメールに記載されている (左図).
モダンビュー「ホーム」タブで「今後のミーティング」に登録を承認する会議がある場合は,その会議名をクリックする.
表示されていない場合は画面左側の「ミーティング」タブをクリックし,ミーティングの開催期間から検索する.
会議を選択した後,画面下部の「登録の管理」を選択.
その後,「保留中」タブに移り登録を承認する学生のチェックボックスにチェックを入れて,画面下部の「承認」をクリック.
画面上部に「選択された出席者を受け入れてもよろしいですか?」と表示されるので「OK」を選択.
モダンビュー「ホーム」タブで「今後のミーティング」に削除したい会議がある場合は,その会議名をクリックする.
表示されていない場合は画面左側の「ミーティング」タブをクリックし,ミーティングの開催期間から検索する.
会議を選択した後,画面下部の「削除」をクリック.
削除して良いかの確認が画面上部に表示されるので「OK」をクリック.
削除の通知を出席者に送るかどうかの確認が表示されるのでどちらかを選択して「OK」をクリック.
※ その後画面が変わらない場合でも削除はできています
「Webex:会議を準備」の手順を完了すると, 「スケジュールされたトレーニングセッション:○○ (会議名)」 という件名のメールが届く.メール中の「セッションを開始するには」に記載されている手順によって会議を開くことができる.
会議を開く際に下の画面が表示される.拡張機能を使用しない場合は「一時アプリケーションを起動」をクリックし,画面下部に表示される実行ファイルをクリックする.
会議を開始するとWebexのアプリケーションが立ち上がり,音声会議の参加方法を尋ねられる.電話を利用する方法とコンピュータの オーディオを利用する方法があるが,特に理由がない限り「コンピュータ通話」をクリックする.
設定し損ねたり,設定を間違えたりした場合は「音声会議」のアイコンから再設定できる.
他にも,以下の2つの方法で会議を開始できる.
・モダンビューの「今後のミーティング」から「開始」をクリックする
・「ミーティング」タブに移動し,開催期間から会議を検索して「開始」をクリックする.
出席者のチャット可能な相手の設定は画面左上の「参加者(T)」から「権限の割り当て(G)…」をクリック.
学生からのビデオ通話・資料共有や操作を制限するため「トレーニングセッション」内のチェックをすべて外す
権限の割り当ての詳細については下記のWebex公式サイトから確認できる.
https://help.webex.com/ja-jp/nlk7hvv/Manage-Cisco-Webex-Training-Sessions
ブレイクアウト機能を使うことで出席者を小グループの会議(ブレイクアウトセッション)に割り当てることができる.
1つのブレイクアウトセッション内では
・プレゼンタ(発表者)が1人
・それ以外は出席者
として割り当てられる.(会議と同じ)
ブレイクアウトセッションの割り当ては,事前に行う方法と,会議中に行う方法がある.
事前割り当てを行う場合は,スケジュール設定の際に機能を有効化しなければならない.
※ 割り当てた後,グループワークを開始するには会議を 開始してからの操作が必要.
※ 会議に未登録の学生は事前割り当てをすることができません.
割り当て設定の確認・変更は,以下の手順で行える.
事前割り当てフォームが開き,現在の割り当て設定が表示される.
自動割り当て,手動割り当てそれぞれの画面は以下のようになる.
自動割り当ての設定を変更する場合,および他の割り当て方法に変更する場合は「設定の変更」をクリックする.(手動割り当ての設定変更はこの画面で可能)
「設定の変更」をクリックした後,セッション数とセッションあたり出席者数のどちらで自動割り当てを行うかを選択する.基準となる値も変更可能.
また,自動割り当てから手動割り当て,手動割り当てから自動割り当ての変更もこの画面で行うことができる.
割り当て:
割り当てられていない学生をクリックし,右向き矢印のアイコンをクリックすることで,ブレイクアウトセッションに割り当てることができる.
割り当て解除:
学生の名前をクリックし,左向き矢印のアイコン
をクリックすることで割り当てを解除できる.
その他:
「ブレイクアウトセッションの追加」をクリックすると新しいグループを作成でき,ゴミ箱アイコン
で削除できる.
学生名をクリックした後
をクリックすることで,そのグループのプレゼンタに指名できる.
割り当てが完了したら、会議画面の右側に
ブレイクアウトセッションの項目が表示される.
「開始」で各ブレイクアウトセッションが開始される.
「すべてのブレイクアウトセッションを終了」で各ブレイクアウトセッションが終了し、学生は元の
会議に強制的に戻ってくる.
再割り当てを行う際には全てのブレイクアウトセッションが終了している必要がある.
ブレイクアウトセッション内では通常の会議と同じ機能が利用できる.
また以下の操作を実行できる.
参加者リストのステータスアイコンで学生から意思表示や簡易的なコミュニケーションが可能.
学生は左下のコミュニケーションボタンで下記の意思表示ができ、ステータスアイコンで表示される.
また、教員は右下の「フィードバックの結果」から全体の「はい」「いいえ」の数と割合を確認できる.
会議画面の「自分のデスクトップを共有」から会議全体で共有したいデスクトップorアプリケーションを選択する. 共有画面の上部にメニューバーが表示される.
共有画面の上部にメニューバーが表示される.
また,共有画面に対して以下のことができる.
学生(出席者)とチャットでやりとりできる
デフォルトの設定では
主催者は全体にむけて発言できるが、学生(出席者)は
主催者や発表者にむけての個別やりとりしかできない
出席者のチャット可能な相手の設定は
画面左上の「参加者(T)」から「権限の割り当て(G)…」を
クリックし、「コミュニケーション」から選択する
Q&A機能を使うことで、参加者から質問を受け、
答えることができる.
機能パネルリストから「Q&A」をクリック
(リストにない場合はリスト詳細から選択)
回答の流れ
1.回答する質問を選択(未回答/回答済み)
2.回答を入力
3.全体公開する場合は「送信」
質問者にのみ公開する場合は「プライベートに送信」
をクリック
※ 未回答の質問は出席者に公開されない
投票機能を使うことで、選択式のクイズや投票、自由記述の感想などを学生に回答させることができる. 投票の設問は保存することで使いまわしが可能.
機能パネルリストから「投票」をクリック (リストにない場合はリスト詳細から選択)
「質問」で質問形式と回答形式を選択したら「新規」をクリック.「多肢選択」形式なら回答を追加する.さらにクイズなどの場合は、正解となる回答を選択し「正解としてマーク」をクリック
1つの投票には複数の質問を作成できる.
くりかえし利用する投票であれば、パネル上部の「保存」アイコンから投票用の質問を保存できる
また「開く」アイコンから既に保存していた質問を利用できる
投票の準備が出来たら「投票開始」をクリック
投票開始後は全体の状況が確認できる. 予め設定された回答時間が経過するか 「投票終了」をクリックすると回答終了となる.
回答終了後は結果が確認できる.
全体で結果を共有したい項目を選択し、「適用」をクリックするとブラウザで結果が表示され画面共有される.
パネル上部の「保存」アイコンから結果を保存できる.
会議画面左上の「共有(S)」から「ホワイトボード(I)」をクリック
会議全体で共有されるホワイトボードが表示される
※ ホワイトボードに書いた内容が他の参加者の画面に 同期されるまで少し時間がかかります.
会議のスケジュール時に出席者をミュートしていなかった場合でも,会議中に設定を変更することができる.
会議画面左上の「参加者(I)」から「参加時にミュート(E)」をクリック.既に参加している人のマイクをミュートにする場合は「全員をミュート(A)」をクリック.
画面右側の参加者リストから個別にミュートすることも可能.(マウスをかざすとミュートアイコンが出現)
※ ミュートされた学生は自分で解除することができない ので,開催者が解除しなければなりません.
ミュートを実行したときと同様に,会議画面左上の「参加者(I)」からミュートの解除が行える.
個別にミュートを解除する場合は,参加者リストのミュートアイコンをクリックする.
録音機能がないため,音声のみの配信を記録する際も レコーディング機能を使って動画として保存する.
画面上部の「セッション」タブから「レコーダーの設定」をクリックし,「このコンピュータに録画」を選択.
※ サーバー上の録画領域は共有されているため,容量の制限から録画が保存出来なくなる可能性があります.そのため必ず「このコンピュータに録画」を選択してください.
再び録画方法を尋ねられた場合は,改めて
「自分のコンピュータに録画」を選択する.
その後,保存先の選択とファイル名の入力を行う.
画面上部の「セッション」タブから「録画を開始」をクリック
もしくは,画面右側の「レコーダー」タブを開き,録画ボタンをクリック.
画面上部の「セッション」タブから「録画を停止」をクリック
もしくは,画面右側の「レコーダー」タブを開き,停止ボタンをクリック.
Webページから録画をダウンロードし,削除する.
「Webexミーティングコンテンツが利用できます:○○(会議名)」
という件名のメールが届いた後,ダウンロードが可能になる.
(会議終了後15分ほどかかります)
なお,このメールからアクセスできるのは閲覧ページのみであるため,以降の手順によってダウンロードおよび削除を行う.
方法は以下
モダンビュー画面左側の録画アイコン を選択し,マイ録画ミーティングに移動.その後,画面右側のダウンロードアイコン をクリック.
録画名称の左側にあるチェックボックスをクリックし,画面右側に表示される「(1)を削除」(括弧の中の数字は削除する録画の数)をクリック.
その後,表示する内容を「すべて」から「削除済み」に変更.
変更後の画面(左図下)で録画名称の左側にあるチェックボックスをクリックして画面右側の「(1)を削除」をクリック,もしくは「すべてを削除」をクリックする.
使用レポートでは,学生の出席状況や参加時間を確認できる
モダンビュー画面右上の自分の名前をクリックし,「自分のレポート」をクリック.開いたページを下にスクロールし「ライブトレーニングの使用レポート」をクリック
使用レポートを表示したい日付の範囲を指定し,「レポートを表示」をクリック.
複数講義を担当していて,ある講義のみ表示したい場合は「議題」の項目で指定する (部分検索可能).
「レポートを表示」をクリックすると,開催した会議の一覧が表示される.ここでは会議の開催日時や参加者の数が確認できる.
会議名をクリックすることでより詳細な情報を確認できる.
使用レポートは暫定版と最終版の2種類が存在する.
暫定版では出席したかどうかや学生の登録メールアドレスなどの簡略的な情報しか表示されないが,最終版では参加時間についての情報が追加される.
※ 最終版のレポートが作成されるまで数時間ほどかかる場合もあります
会議の登録には学生番号を用いたメールアドレスの使用を推奨しているため,学生がそれに従っている限りでは出欠管理に役立てられる.
左上の「音声(A)」から音声デバイスの設定ができる.
「音声会議」ではセッション中の音声接続の方法を切り替えることがで7きる.
「スピーカー/マイクの音声テスト」では入出力デバイスの変更と正常に動作しているかの確認ができる.
参加者パネルの歯車マークからカメラ設定を変更できる
※パネリストや発表者、またはビデオ共有の権限があるときのみカメラ設定できる.
「詳細オプション」から明るさやコントラストなどを調整できる.
参加者のいずれかがビデオ通話を利用した場合、参加者パネルに通話相手のビデオが表示される.
複数の人間がビデオ通話を利用している場合は、発言中のビデオが自動的に表示される.
また、右上の拡大アイコンからビデオ通話用の全画面レイアウトに切り替えることが出来る.